犬が噛むのをやめさせるには?全ての噛む理由別!徹底対処法【子犬・成犬】

犬が噛むのをやめさせるには

エリちゃん

うちの子ったら、噛むのが好きみたいで、良く色んな物を噛んでしまうんです。おかげで家の中も私の手もボロボロで・・・愛犬に噛むのをやめさせるにはどうすればいいんですか?

わんこ先生

犬が物や人を噛むのにはちゃんと理由があるんですよ。しかも子犬と成犬ではその理由も違ってきます。今回は犬が噛むのをやめさせる方法について徹底的に解説していきましょう。

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犬が噛むのをやめさせるには?方法はある?

犬の歯はとても鋭く、野生時代は獲物に噛みついて絶命させ、その肉を噛んで引きちぎって食べていました。

犬は鋭い歯に加えて、強力なあごの力があるのはご存知だと思いますが、なんと犬のあごの力は小型犬でも100kgもあるんだそうです。

中型犬になると、強ければ160kgになり、大型犬になると160kg以上で特にあごの力が強いと言われているジャーマンシェパードは200kgになるんだとか。

ちなみに、人間の場合は20代男性で平均60kgくらいで、個人差がとても大きいそうです。

鋭い歯と強靭な顎(あご)を持つ犬の口は、犬が生きていくための最大の武器です。

身を守るためや攻撃をするために犬は噛むという武器を使いますが、それ以外にも手を自由に使えない犬は何かを探るためや運ぶためにもその口を使います。

そして犬同士で遊んだり愛情表現をしたりと、コミュニケーションにも口を使います。

犬の口=噛むということは、犬にとって必要な行為であり、私たち人間も番犬や猟犬として犬の噛む行為を便利に利用していましたが、現在室内犬として飼われている犬にとっては噛むことが必要とされなくなりました。

むしろ、物を噛んだり人を噛んだりされることは非常に困ることになっています。

非常に困る噛みの問題ですが、犬が噛むのをやめさせるには

  • 愛犬がどうして噛むのか理由を正しく知る
  • トレーニングを通して主従関係を築く
この2つを理解して対処していけば、ちゃんと犬は人間が困るような噛みの問題を起こさないで、人間社会に適合して幸せに暮らしていくことができます。

犬は「犬社会の常識」が通じない人間社会で、人間社会のルールに従って生きていかないといけないので、飼い主さんは犬に人間社会のルールを教えてあげないと、犬は人間社会に適合して快適に暮らしていくことができません

犬が噛むのをやめさせるには、飼い主さんが愛犬が噛む理由を正しく知って、噛む理由を取り除いてあげることと、飼い主さんの傍にいれば安心していられると犬に思わせる行動をすることがとても重要です。

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噛む理由や主従関係についてお話していく前に、犬が噛むことの問題や深刻さをしっかりと受け止めるために、どうして噛み犬をそのままにしておいてはいけないのか、その理由を見ておきたいと思います。

犬が噛むのをやめさせる理由は?どうして噛み犬はダメなの?

犬が噛むのをやめさせるのは、もちろん家具がボロボロになるとか物を壊されるといったことが困るという理由があると思います。

人を噛んでしまうと痛いとかケガをするという理由もあります。

でも、犬が噛むのを早くやめさせるようにしないといけないのはもっと深刻な理由があります。それは

  • 人を噛むことに抵抗がない犬は他の人を噛む恐れもある
  • 遅くなればなるほど多くの体験をしているため直しにくい
  • 噛むことを放置しておくと権勢症候群にしてしまいやすい
  • なにより犬への愛情がなくなることが多い
これらの4つの理由があります。

これに付け加えて、子犬の場合は甘噛みも早めに直すようにしないといけないんですが、それは成犬になると本気噛みになる可能性が高いということもあげられます。

飼い主さんでも家族でも、どんな理由であれ人を噛むことが多くなると、人を噛むことによって得られる体験から人を噛むことに抵抗がなくなり、今度は散歩中に出会った他人が気に食わなかったら噛むとかテリトリー内に入ろうとする宅配業者を噛むという危険が高くなります。

他人を噛んでしまった場合は咬傷事故になり、裁判を起こされることもあります。

もちろん、ケガにかかった医療費や交通費、仕事を休んだ間の保障、精神的にショックを受けた慰謝料などを請求され、そこに裁判費用なども加われば高額のお金が必要になってしまいます。

早い段階で犬が噛むのをやめさせるようにしないと、犬は犬の考え方で体験したことを学習してしまうので、噛むことで嫌なことがなくなったという成功体験を積んでいくようになります。

犬にとっては良い状況にすることができるので、その犬に対して「噛むのをやめさせる」というのは、犬も納得できずにしつけ直しが非常に難しくなるケースが多いです。

噛むことで自分に良い状況になることを学習した犬は、噛むことで要求を通し飼い主さんや家族をコントロールできてしまうため、権勢症候群にしてしまいやすくなります。

こうなるといくつもの問題行動に対処していかないといけなくなりますから、飼い主さんの時間も根気も必要になってしまうんですね(´・ω・`)

そして一番深刻なのが、最後の「なにより犬への愛情がなくなる」ということです。

愛犬に噛まれるというのは、痛いということも大きいですが、精神的にショックを受けている飼い主さんが非常に多く、それが何回も噛まれることによって痛みやショックから今度は怒りに変わってしまいます。

犬に何度も噛まれる人のお話を伺うと、いけないとわかっているけど頭に来て犬を叩いた経験があるというお話を多く聞いております。

さらに常に犬に対して怒りを感じるようになると愛犬に対して愛情を持てなくなってしまい、手放したいと思う人も少なくないのが実態です。

でも、ここでも問題が出てきます。

というのも、一度飼った犬を手放す場合は、必ず里親を見つけなければいけないと動物愛護法で決まっているんですが、人を噛んでしまう犬の里親は見つけることがとても困難であり、病気を持っている犬や高齢の保護犬よりも里親になってくれる人は見つからないです。

仕方ないから愛情を感じられない犬を家に置いておく、愛情をかけてもらえずに放置されていることが多い環境で暮らさないといけない犬・・・

どちらもとても不幸な状況だと思います。

犬を飼い始めたときは、楽しい愛犬ライフを夢見て、愛情をいっぱいかけて家族として一緒に生活していこうと思っていたはずなのにどうしてこうなってしまったのか

それが

  • 愛犬がどうして噛むのか理由を正しく知る
  • トレーニングを通して主従関係を築く
この2つが少し足りていなかったからなんですね。

犬が噛むのをやめさせるには愛犬がどうして噛むのか理由を正しく知る

犬はそもそも「噛む」という本能を持っていて、野生時代から噛むことで生きてきたので、犬の中には「噛みたい」という欲求も持っています。

だから犬に噛むことを禁止させることはできません。

でも、ほとんどの場合、犬は目的もなく噛んでいるわけではなく、噛む理由・噛まなきゃいけない理由というものがあって噛んでいます。

子犬の時は子犬なりの理由があり、成犬になるともっとたくさんの理由ができてきて噛むようになりますが、その理由を知るためにも、飼い主さんは犬が噛む時の様子を注意深く観察してどうして噛んでいるのか理由を探る必要があります。

  • 何を噛んだのか?
  • どういうタイミングで噛んだのか?
  • どんな感情で噛んだのか?
  • どれくらいの強さで噛んだのか?
  • 長い時間噛んでいるのか?
  • 噛む前後に何か気になることは無かったか?
  • いつも必ず噛むのか?
  • しっぽの位置は?耳の位置は?

などなど、犬が噛むのをやめさせるには、犬が噛む理由を知りそれぞれ理由に合わせて対処していきましょう。

犬が噛むのをやめさせるにはトレーニングを通して主従関係を築く

犬が噛むのをやめさせるには、犬と主従関係を築くことが絶対に必要になります。

主従関係を築くということは犬にしつけをするということですが、よく間違って解釈されるのが犬に上下関係を教えると思われてしまうことです。

実際、ネット上で調べていくと、主従関係を上下関係と同じ意味にとらえて解説しているサイトも見受けられるので混同されてしまうのは仕方ないのかもしれませんが、私の言う主従関係というのはそれとは違います

犬は自分と相手の人間の間に順位をつけるという習性があることはご存知だと思いますが、順位が上になるのか下になるのかは犬が人間の態度や姿勢、トレーニングなどによって決めていきます。

「順位が犬よりも下にならないように」という目的で、犬に厳しく接したり、力が強いことを思い知らせたりするのは犬に上下関係を教えているということです。

それに比べて主従関係というのは、犬に「主人といると安心していられる」「ご主人さまだ~い好き!」と犬に思ってもらえるような関係を築くということです。

ちゃんと主従関係が築けていると、犬は飼い主さんにつねに注意を向けているようになり、飼い主さんが喜ぶ行動をとりたいと思うようになります。

ですから、飼い主さんからのコマンドは絶対に従うし、飼い主さんが噛むことを望まないのなら噛まないように、自然となっていきます。

このような理想的な主従関係を築くには、犬という動物をよく理解し、主従関係を築くトレーニングを犬とすることでお互いのきずなを深めていき、信頼関係ができ、主従関係が築けるようになります。

具体的なトレーニング方法については、主従関係を築くことを重視したトレーニング方法であるイヌバーシティというしつけ教材が、今愛犬家の間で大評判になっていて、わかりやすく再現性が高いのでおすすめです。※噛み犬に対する対処法も充実して解説されています!

エリちゃん

犬が噛むのをやめさせるには、犬が噛みたいと思わないようにしていくことが必要になるんですね!

わんこ先生

あとで、犬が噛む理由というのをご紹介していきますが、その前に犬が噛むのをやめさせないといけない理由について理解をしておきましょう。

犬が噛むのをやめさせるために知っておきたい「噛む理由」

犬が噛むのをやめさせるには、どうして犬が噛んでいるのか理由を知ることが非常に重要です。

犬は噛むという本能があるので、本能や習性・感情・経験など様々な理由で噛んでいることが考えられ、それら理由から噛む種類として分けることができます。

子犬の場合と成犬の場合では噛む種類も違うので、それぞれ見ていきたいと思います。

子犬ではなく成犬の場合をご覧になりたい場合は、下のリンクをクリックして子犬の場合を飛ばしてください。

>>成犬の場合までジャンプする!

子犬の場合

子犬とは正確に言えば1歳半~3歳くらいの成犬になるまでを子犬と呼びますが、生後8か月くらいになってくると持っていた好奇心が薄れてきて「警戒心」が出てくるようになります。

今回の子犬というのは、生後8か月までの幼少期を指してご紹介します。

子犬が噛む理由というと、愛情からくるものだったり好奇心からくるものがほとんどで、

  • ムズムズ噛み
  • 甘噛みや遊び噛み
  • 探索噛み
主にこの3つの理由で噛むことが多いです。

<ムズムズ噛み>

生後4~5か月頃に乳歯が抜け始めて、生後7~8か月頃に永久歯が生えそろう「歯牙脱換期」(しがだっかんき)に、歯がムズムズして口の中の違和感を紛らわせたいという思いから物や人の指などを噛んでしまいます。

<甘噛みや遊び噛み>

人の指などを抱え込むようにして舐めたり噛んだりするおしゃぶり噛みや、手にじゃれついて遊びの一つとして噛んでいる甘噛みは、母犬に甘えているのと同じような愛情表現でもあります。
ただ、指の噛み心地が肉と皮のちょっとふわふわした中にある骨のゴリゴリ感が野生を思い出させて、噛み心地がよくなってしまうこともあります。
その他、兄弟犬でするプロレス遊びのつもりで噛んでしまうじゃれ噛みというのもあり、気を許した人にだけする行動ですが、加減をしないで噛んでしまうこともある噛みです。

<探索噛み>

子犬の旺盛な好奇心から何なのか知りたい時に噛んで調べる行為です。
調べて噛んでいたけど、それが噛み心地の良いものだったりすると噛み心地を楽しむようになってしまうので、ボロボロになるまでか見続けることもある噛みです。

成犬の場合

成犬になると、噛む理由が多岐にわたります。

本能や習性からのものもありますし、今までの体験から学習したことや、犬の気持ちからくるものなど、

見極めるのも難しい場合があります。

  • 恐怖からくる噛み 恐怖性/防御性攻撃行動
  • 興奮からくる噛み 興奮性攻撃行動
  • 葛藤からくる噛み 葛藤性攻撃行動
  • 縄張り意識からくる噛み 縄張り性攻撃行動
  • 大切なものを守る噛み 所有性攻撃行動
  • 犬同士で起こる噛み 同種間攻撃行動
  • 病気やケガで痛みがある 疼痛性攻撃行動
  • 発情期による噛み 発情性攻撃行動
  • 野生本能からくる噛み 捕食性攻撃行動
  • 病気による噛み 特発性攻撃行動

人に対して噛む理由のほか、他の犬に対して噛む理由もあります。

<恐怖からくる噛み 恐怖性/防御性攻撃行動>

怖いものから身を守りたいと思って噛んでしまいます。
飼い主や家族も含む、犬が恐怖を感じている対象が近づくことで、相手を追い払いたい気持ちが強くなり噛むという攻撃行動をします。
その時、攻撃行動が恐怖対象を退けるために有効であることを学ぶことで、より攻勢的に噛むようになることがあります。

<興奮からくる噛み 興奮性攻撃行動>

遊びやおやつの時など、好きなことに夢中になりすぎて勢い余って噛んでしまう「うっかり噛み」や、ふいに体を触られたときなど何かに集中しているときに気配に驚き噛んでしまう「びっくり噛み」、攻撃したい対象物に手が届かないときに近くにいる飼い主に攻撃することがある「八つ当たり噛み」などがあります。
びっくり噛みは、高齢になって視力や聴力が衰えが見える犬に急に近づくと驚いて噛んでしまうケースもあります。

<葛藤からくる噛み 葛藤性攻撃行動>

自分の要求が通った経験がある場合に噛んで要求をするようになる「要求噛み」や犬がされたら不快だと感じることをしたときに抵抗して噛む「不快噛み」、運動不足や愛情不足など犬の欲求が満たされない生活からくるストレスがたまった時に噛む「ストレス噛み」などがあります。
犬がしたいことや望むことがあるのにできないという葛藤から噛んでしまう噛みの種類です。

<縄張り意識からくる噛み 縄張り性攻撃行動>

性成熟を迎える生後6か月くらいから縄張り意識が芽生え始め、犬が縄張りだと認識しているテリトリーに見知らぬ人や犬が入ると吠えたり噛んだりして追い払おうとします。
未去勢のオスに多いという特徴があります。

<大切なものを守る噛み 所有性攻撃行動>

犬が自分の物だと認識しているもの・大切な物を取られると思った時に相手を威嚇し触れさせないようにします。
威嚇しても相手がその場から離れない場合は、噛んで攻撃し自分の物を守ろうとします。
ごはんに対する強い所有意識があると、犬がご飯を食べている時に近づくだけで噛もうとしたり、食器を触ろうとすると噛んだりします。

<犬同士で起こる噛み 同種間攻撃行動>

多頭飼いの場合などに、犬が自分の好みの場所や飼い主さんの愛情を奪い合い、犬同士の抗争に発展します。
また見知らぬ犬に一方的に吠えられたなどの経験から、全ての見知らぬ犬に対して嫌悪感を抱き、攻撃しようとすることもあります。
相手に対し、優位性を主張する行動でもあります。

<病気やケガで痛みがある 疼痛性攻撃行動>

スキンシップやお手入れ中に急に噛んできた時は痛みがある可能性を疑ってください。
痛い部分に触られないように、飼い主に対しても噛むなどの攻撃行動を起こします。
犬の痛みというのは、外傷だけでなく脱臼や関節痛、病気からくる痛みなど多岐にわたるので、「キャン」と高い声で鳴くようなら痛みがあるので動物病院で受診してください。

<発情期による噛み 発情性攻撃行動>

オスもメスも発情によるホルモンバランスの乱れからイライラするようになり、見境なく噛むなどの攻撃をすることがあります。
特にメスは、発情後の妊娠中・偽妊娠中・哺乳中は、子犬と認識しているものに脅威があると感じたときに激しい攻撃をします。発情による噛みがひどい時は避妊・去勢の手術も考えてください。

<野生本能からくる噛み 捕食性攻撃行動>

鳥や猫といった小動物に対して攻撃することがあります。
本能を満たすだけの、犬にとっては一種の遊びであり、捕食の行動だけど殺さないこともありますし、殺したとしても食べることは少ないです。

<病気による噛み 特発性攻撃行動>

スプリンガー・レイジ・シンドローム(突発性激怒症候群)という癲癇の一種・パニック障害・脳の機能障害と考えられていて遺伝性の可能性がある病気です。
非常にまれな病気で、詳しいことはあまり解明されていません。
噛みますが悪意はなく、噛んだ後に「やっちゃった」という表情をしたりするそうです。

犬が噛むことをやめさせるには正しい対処法を知ること!

これから、物を噛む場合・人を噛む場合・犬を噛む場合で、それぞれ細かく分けて対処法をご紹介していきますが、全部の噛みを通して犬が噛むことをやめさせるための基本となる対処があります。

犬が噛むことをやめさせるには、犬がなんで噛んでしまうのかの理由を知り、その理由を取り除くことと、主従関係をしっかり築くトレーニングをしていくことが重要であるというお話はさせてもらいました。

そしてもう少し具体的な対処法としては、主従関係を築くトレーニングを毎日行ってもらうんですが、その他に

  • 犬と遊ぶ時間を毎日作る
  • 犬の学習のしかたを知る

ということが大切です。

イヌバーシティでは、この2つについてそれぞれ一つづつコンテンツとして解説されているくらい重要なことなんですね。

犬と遊ぶというのは、ただダラダラ遊んでいるのではなく、ちゃんとした遊び方をすることで、これも主従関係を築くトレーニングの一つにもなります。

また、犬が噛むことをやめさせたいわけですから、犬がどうやって学習をしているかを知ることで、効率よく犬に噛むことをやめさせることができるようになります。

詳しくはコンテンツの内容になってしまうのでここではご紹介できませんので、本当に早く犬に噛むことをやめさせたいとお考えの方はイヌバーシティのご購入をご検討いただければと思います。

犬に噛むことをやめさせたいと思ってはいるけど、どうしても噛まれた瞬間は痛さやショックで、怒りがわいてきたリ、怖いと思ってしまうと思います。

ただ、やはり暴力をふるってしまうと信頼関係が壊れますし、叩かれることで犬が痛い思いをした「人間の手」に対して恐怖を抱いたり、嫌悪感を抱くことでさらに噛みがひどくなることが多々あります。

またその場から逃げることも、犬は飼い主さんを頼れない存在として認識したり、権勢症候群にしてしまうきっかけにもなります。

できるだけ体罰をしないことと逃げないことを心がけるようにしてもらえればと思います。

このような全体を通しての基本となる対処法を踏まえたうえで、犬が噛むのをやめさせるための対処法を見ていきましょう。

犬が物を噛むのをやめさせる対処法

犬が物を噛むのをやめさせるには、

  • 噛まれたくないものは徹底して隠す
  • 噛まれたくないものをできるだけ保護する
  • 噛んで良いおもちゃを与える
この3つを徹底して、愛犬をストレスにさらさないようにケアをしながら、守っていくしかありません。

犬によって噛みたくなるものはそれぞれだと思いますが、犬は皮製品と飼い主さんのにおいがついているものが大好きです。

皮でできたバッグや財布、ベルトなどは犬が噛みたくなるものであることを忘れずに、絶対に犬が届かない所に置くようにしてください。

あと、飼い主さんの衣類も犬が大好きで噛みたくなるものですが、メガネも飼い主さんのにおいがついているので好きな子が多いです。

メガネのフレーム部分でゴムで保護されているところは、ジャーキーの噛み心地と似ていることもあり、噛み始めると破壊するまで噛んでしまう傾向にあります。

ここで気をつけないといけないのが、お古だったら壊されても良いから噛んでも良いおもちゃとして与えてしまうことです。

犬は新品もお古も区別がつかないので、一度与えてしまった場合、今度は新品のものも噛んでも良いと学習してしまうことが多いです。

噛んではいけないものは、お古でも与えないようにしてください。

コード類はカバーをつけると良いのですが、カバーごと噛んでしまう場合もあります。

犬のいたずら対策グッズとして噛むと苦いコードカバーなどもありますので、活用すると良いかもしれません。

犬が人を噛むのをやめさせる対処法

<子犬が人を噛むのをやめさせるには>

子犬が噛むことが多いのは人の手です。

犬には「追いたい」という本能もあるので、子犬の目の前で手をヒラヒラさせる(子犬がヒラヒラしているように見える)と噛んでしまうことが多くなります。

子犬と遊ぶときは、手で遊ぶことは避けるようにして手を噛む機会を与えないようにすることが有効です。

また、子犬には成犬よりも長い睡眠時間が必要ですから、出してかまっている時間が長いのは睡眠不足になるので、遊びの時間やご飯の時間などが終わったら、睡眠の時間にするようにしてください。

子犬の生活の環境で成犬になったときの行動が変わるため、イヌバーシティでは子犬の育て方には特に念を入れて作られています。

子犬のうちに正しい方法でしつけをすることができると、成犬になってからも噛むような犬にはなりませんので、ぜひ早い段階でイヌバーシティをご覧いただけると今後の愛犬ライフがガラッと変わります。

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ご不安を解消させていただくために「ご購入までの流れ」をご用意しております(^^)

<成犬が人を噛むのをやめさせるには>

先ほどご紹介したように、成犬が人を噛む理由は色々ありました。

愛犬がどんな理由で噛んでいるのかを推測するために、噛まれたときのことを思い出して、

  • どんな時に噛むのか?
  • 何をすると噛むのか?
  • 噛む前に前兆行動はあるのか?
  • どんな気持ちで噛むのか?
など、犬が人を噛む時の状況をなるべく細かく噛みに書き出して、どんな噛みの種類なのかを見極めます。

噛みの種類は1つではなく複数あることも考えられるので、あらゆる可能性に対処できるように丁寧に思い出してどんな噛みなのかを知り、それぞれに対処していきます。

<噛む理由が恐怖の場合>

恐怖が理由で犬が噛む場合は、犬が恐怖を感じている対象を取り除くことが一番の対処法です。

物理的の取り除くことができるものだったら、犬の目に触れない所などに置くこともできますが、誰か特定の家族とか人間の手といった取り除くことができないものだったら、犬に怖くないことが分かるまで徐々に慣らしていきます。

犬は非常に恐怖を感じやすくて、トラウマになりやすい動物なので、人間では想像できないくらい怖い思いをしているかもしれません。

私たちは「怖くないよ!大丈夫だから」と思っても、犬の方が怖くないと思えないとしかたのないことなので、決して犬の恐怖を軽く考えずに、ゆっくりゆっくりと慣らしてあげるようにしてください。

<噛む理由が興奮の場合>

興奮からくる噛みの場合は、とにかく落ち着かせるようにすることが第一です。

また、うっかり噛みやびっくり噛みなどは、何かに集中したり夢中になっているときに噛んでしまうので、犬の様子も見てそっとしておくのか落ち着かせるのか判断をしてください。

落ち着かせる場合は、コマンドでコントロールしていきます。まずはオスワリで座らせてから「フセ」をさせます。

犬はフセをすることで自然と落ち着いてくるので興奮を収めるのに最適なコマンドです。
興奮から噛んでしまう犬であれば、あまり興奮させ過ぎないようにすることも有効なので、お散歩でしっかりと体力を使わせるようにしてください。

<噛む理由が葛藤の場合>

葛藤が原因の場合は、家族全員で考え方を一致させて同じ姿勢で犬と接することが必要になります。

  • 犬が要求して噛んできても要求は通さない
  • 犬への関わりはしつこくしないことが原則
  • ストレスを溜めさせることは避ける

これらは家族のお約束事にして、家族全員がコマンドでコントロールできるようになることが望ましいです。

家族の考え方や行動、とるべき姿勢などは、家族それぞれが自分のすきま時間にスマホで視聴してもらえるイヌバーシティをご覧いただくのが一番早くトレーニング方法もわかるようになるのでおすすめです。

要求噛みなどで噛まれたときのけがを最小限で抑えるためにも、離せ(ちょうだい・アウト)などのコマンドの言い方も家族で統一させ誰でも使えるようにしておいてください。

<噛む理由が縄張りの場合>

縄張りで噛んでしまうなら、犬が守らなくてはいけない縄張りを狭くしてあげることです。

例えばお留守番をさせる時に、つまらないだろうからと窓のカーテンを全開にしてお外がよく見えるようにしておくと、犬は見える範囲全てを縄張りとして守らなくてはいけないと考えて大変な緊張にさらされます。

犬は狭くて暗いところが落ち着いていられる場所なので、成犬になってからも犬が落ち着いていられるクレートをいつでも入れる状態にしておいて、縄張りをクレートだけにしてあげましょう。

オスで、縄張りによる噛みがひどい場合は、去勢をすると落ち着くことが多いので、獣医師と相談してみることも一つの方法です。

<噛む理由が所有性の場合>

所有性が理由で噛む場合は、犬に「一度取られると返してもらえない」と犬に思われないようにトレーニングをしていきます。

また、犬がくわえているものを取り上げることもできるだけしないでください。

犬がくわえているものを離させたい時は必ずコマンドで指示を出し、できたときは褒めることを忘れないようにします。

ごはんや食器に対して執着を見せる場合は、徐々に近寄って良い距離を短くできるよう慣らしていきます。

<噛む理由が発情期の場合>

発情期の犬は人間ではコントロールするのが大変困難です。体内のホルモンが影響しているものなので、しつけでどうにかできる問題ではありません。

メスの場合は定期的に発情期が訪れますし、オスの場合は2キロ圏内に発情したメスがいたら否応なく発情してしまいます。

特に子犬を望んでいないなら、繁殖行為ができない状態での発情期は犬にとっても大きなストレスになります。

避妊や去勢を検討してもらえると良いのですが、ただ一度手術をすると後では戻せないものなので獣医師とよく相談して決めていってもらいたいと思います。

犬が犬を噛むのをやめさせる対処法

<子犬が犬を噛むのをやめさせるには>

本来なら、生後3か月ころの犬の社会化期に兄弟犬とたくさん遊ばせることで、犬社会のルールを教えてもらい、相手を噛む強さなどを学びます。

噛まれると痛いことを知り、相手を痛いと思う強さで噛むと遊んでくれなくなりいけないことなんだと学びますが、実際ペットショップで売られている子犬はこの社会化期に兄弟と離されているので大切なことを学べていないことが多いです。

飼い主さんは子犬に噛むのをやめさせるようにすることを考えるよりも社会化を進めてあげるように考えてもらいたいと思います。

子犬同士で遊ばせるパピークラスに参加して犬同士のコミュニケーションの仕方を学ばせてあげるのも良いでしょう。

お散歩コースをしょっちゅう変えることで新しい刺激を感じてもらうのも良いです。

子犬のうちは、飼い主さんが積極的に介入するというよりも、環境を与えてあげて、子犬が慣れるのを待つといったスタンスが望ましいです。

<成犬が犬を噛むのをやめさせるには>

成犬になってから相手の犬を噛むくらい攻撃するということは、よっぽど気が合わない犬だと飼い主さんが認識して近寄らない・近寄らせないようにしたほうが良いです。

お散歩中に会う犬に対してだったら、お散歩のコースを変えるなど会わないように工夫してあげてください。

多頭飼いしている犬同士の場合は、犬の成長などで犬同士の順位が変わることもあります。

この時は、基本的に飼い主さんは介入しないで犬同士の決着を見守ってあげるようにしてください。ただ、大けがをしそうな場合は、犬同士を引き離すことも必要ですが、基本的に順位争いの場合は大けがをするほどにはならないことが多いです。

MEMO
天罰方式について

天罰方式(嫌悪刺激)というのは、犬がした行動に対して天罰が下ったかのように犬が嫌だと思うことが起きるようにして、その行動をすると嫌なことが起きると思わせて犬の行動を矯正する方法です。

缶にコインや釘などを入れたものを落として大きな音をさせて驚かせたり、犬が苦手な柑橘系のスプレーを犬が見えないように上から吹きかけるなどの方法があります。

効果は高い方法ですが、犬が驚いて嫌がるほどの大きな音を出さないといけないことや、見られないようにしないといけないこと、タイミングを外したら全く意味がないことなど、使い方が難しいものでもあります。

天罰方式でしつけをする場合は、やり方に注意して行ってください。

犬が噛むのをやめさせるには病気の可能性も考える

犬の病気

犬は慢性的な体の痛みがあると、自分に近づいてくる人間の手に脅威を感じて、反射的に噛みついてしまうことがあります。

外傷と言った飼い主さんが目で見て確認しやすいものであれば、「痛いんだろうな」と予想ができますが、体の内部の痛みになると気づいてあげることがむずかしくなります。

こういった体の内部が痛む病気として、頭痛が考えられる脳の病気「水頭症」や「小脳障害」がありますが、こちらは脳に異常が生じている状態なので、歩き方がおかしいといった行動の異常も現れます。

後は体が痛む神経の病気として、背骨の脊椎が圧迫されて強い痛みがある「椎間板ヘルニア」、変形した脊椎が脊髄を圧迫して強い痛みがでる「変形性脊椎症」、首の骨を通る脊髄が圧迫され首に痛みが出る「頸椎すべり症」があります。

犬は痛みがあると、震えたり呼吸が荒くなったり、動きたがらなくなるなどが見られますので、いつもと様子がおかしいと感じたらすぐに動物病院で受診をしてみてください。

犬が噛むのをやめさせるには~最後に

最後までお読みいただいて本当にありがとうございました。

犬はいろいろなものを噛みます。

それは物であったり、家族や飼い主さんなどの人であったり、犬同士であったり。

それぞれで色々な理由があり、噛むようになってしまっていることが分かりました。

この中でも特に困るのが人に対して噛んでしまうことです。

人に対して噛むような犬をしつけ直すのは難しいことだろうという判断で噛み犬専門の訓練士と言ったプロにお願いしようとするのは当然かもしれません。

特に体が大きくなってくればくるほど、噛まれたときのケガが重症になるという恐怖があるので、訓練士に頼んで噛みの矯正をお願いすることも良いと思います。

ただ気をつけてほしいのが、噛む犬に対して、暴力や恐怖によって犬をおとなしくさせる訓練士がいるのも確かです。

そこまでひどいやり方ではないにしろ、体罰を使って訓練するドッグトレーナーは多いんですね(´・ω・`)

例えば出張訓練などでお願いすると、限られた時間で目に見える結果を出さないといけないと思って、手っ取り早く言うことを聞かせる方法を使うんでしょうが…

体罰を与えられる犬は、人間を信頼できなくなり、恐怖を感じて生活していくようになれば、また恐怖から身を守りたいという思いから噛むようになります。

根本的な解決はできていないわけです。

時間が少しかかってしまうかもしれませんし、飼い主さんの根気も必要になりますが、噛むようになってしまった犬に対しては、その原因を取り除きつつ、犬との間に正しい関係を築いていくことが大切です。

その時間を縮め、飼い主としての正しい姿勢やトレーニングのテクニックを教えてくれるのがイヌバーシティであることを知っているので、私は噛み犬に悩んでいる方におすすめをしています。

犬が噛むのをやめさせるには、飼い主さんの行動次第です。

飼い主さんの行動が変われば、犬は驚くほど変わることができますので、ぜひお利口犬になれるよう飼い主さんとして行動を起こしてもらえればと思います。

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